連続小説(笑)『カントリーショップへの道』

■カントリーショップへの道 1

こんなタイトル付けて、何やねん!!何のこっちゃ?!
とお思いでしょうね。
実は、付けた私も、こんでええんかいなぁ?と思うてまんねん。

まずは、なんで、こんなん思い始めたかを説明しますわ。

 

■2000年6月某日 事の始まりは、銀行の人が来て、「ローンの借り換え」の話を持って来たんですわ。

「金利の差があるから、支払いが安なるでぇ~~」なんて話を聞いて、その気になったのに、 我が家が4~5年後には住み替えを考えてる言うたら、なんかそれでは、大きなメリットがない言うんでローンの保障会社が「うん」言わへんかったみたいで話がつぶれてしもた。

なぁんや、期待させといて・・・
ほんなら、もうちょっと先と思てた住み替えの話、前向きに考えてみよかぁ~~ってな事になって探し始めたっちゅうわけよ。(ぎぇ~!切り替えが早い!!)

ま、以前から、「今度は土地の広い田舎にええ場所探そか~」って言うてたんやけど、初めは、もう使わなくなった農家の家を広い土地込みで買おうか!!言うてたんよね。

せやけど通勤圏で探したら、たとえ田舎言うても結構、高いんよねーー。

で、うちの旦那、今の家の査定してもらう時に色々話してて、不動産屋さんのにいちゃんに、「もし、通勤圏で安いのがなかったらどないしますの?」なんて聞かれて、ポロッと、

「そうなったら、仕事やめな仕方ないやろなぁ」

なんて言うてた・・・。

なに?!それは仕事をやめてもええと思てるっちゅう事か?
それやったら通勤圏で探さんでも、もう少し今の家から遠い所でもええ言う事やん!!

範囲が広なったでぇ~~~!!

そんなわけで、インターネットであちこちまた探し始めたわけですわ。

ある日、岡山のサイトを見つけて(基本的に関西を考えていたけど、なぜか、岡山もターゲットに入ってた)、新着情報の所を見てみたら、

『大佐町(おおさちょう)ペンションオーナー募集!』なんて事が書いてあった。

私は、「ペンションはする気はないけど、「カントリーショップ」なんてのはあかんやろか?ペンション『等』って書いてるって事は他の店でもええかもしれへん!!」そんな事を考えてしまったわけですな。(思いつきかい!!)

そう、思いますやろ?でも、実はそう言えば、前からお店をしたいなーーと言う気持ちはあったんですわ。忘れかけてたけどね。新しく、別のお店(自宅とは別に)持つなんて、そんなお金ないわい!と思い込んでたんやけど、自宅兼ショップなら、土地さえ安かったら、可能性はあるやん!!と思ったわけですよ。

それで、早速問い合わせてみたら、

「あれは、ペンション協会とのタイアップの企画なので、そちらに聞いてみて下さい。多分、無理と思いますけどねぇ。まぁ、他の業種はどうか?って話もあったし、そういう可能性もないでもないんですけど・・・。」

と言うような返事。

うぅ~~ん、中途半端やなーー!!どっちやねん!と思ったけど、ま、しゃーない、ペンション協会にも聞いてみよか。そんなわけで、そっちにも電話したら、

「基本的にペンションと言う話で進めてますからねーー、でも、大佐町の基本方針に変更があれば、可能性はなくも・・・。」

似たような事をいいますな・・・。

もう1回大佐町の役場に電話をして、ペンション協会の話をしたら、

「具体的な企画書みたいなのを作って資料を添えて出して下さったら、協議検討してみます。」

なんて事を言うわけさ。

それを聞いたのが、忘れもしない七夕の日・・・やったと思う。もう、大急ぎでわたくしの熱い思いを綴った手紙と、この前の展示販売会の様子や、「アトリエくすくす」の作品が写った写真を添えて、次の日にはもう、送ったよ!!(わっ!素早い!!)

店で販売するのは、トールペイント、木工、カントリードール、などのクラフト作品。
作品は自分のもの以外はネットで知り合ったクラフト作家さんたちの作品。きっと、色んな県から、集まると思う・・・なんて、書いてね。(ほんまに集まるかな?)

さぁて、こんな事、書いてるけど、最終的に「カントリーショップ」が持てるかどうかは、まだまだ、光のかけらさえ見えない・・・。どうなることやら、はらはらドキドキの冒険のはじまり~~~~!!
ってわけです。私達家族が『くすくす探険隊』ってわけですな。

何ヶ月後、或いは、何年後かに「カントリーショップ」のオーナーになってたら、夢は叶ったってわけですが、どうなるかは、まさに神のみぞ知るっちゅうことで、

『アトリエくすくすの夢のショップ』 ←こんなん考えましたけど・・・

 

次のステップとして、とにかく、大佐町を見に行こう!!と言うわけで、大佐町を見て下さい。
■大佐町のホームページ ※2011年現在、大佐町は隣町と合併となり、消滅しましたT_T

私が写してきた大佐町

 

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